「カルボナーラが食べたい…!」
そんな衝動に駆られたものの、私は料理が得意ではありません。
パスタを食べたいと思えば、外食もしくは市販のパスタソースを使用します。
でも外食はお金がもったいないし、我が家にはカルボナーラソースがない!
そこで、手元にある材料でカルボナーラをつくるべく、AI(今回はGoogle Gemini)にレシピを聞いて実際に作ってみました。
写真は撮り忘れてしまったけど、ジャンキーで満足感のある食べ応えでした。
備忘録としてレシピに残します。
AI(Google Gemini)が考える「生クリーム不使用のカルボナーラ風パスタ」
「生クリーム不使用のカルボナーラ風パスタ」の材料
※材料1人前
| 材料 | 分量 | 備考 |
|---|---|---|
| パスタ | 100g | 市販のパスタは1束100g |
| ベーコン | 2〜3枚(約30g) | 短冊切り |
| にんにく | 1/2かけ | みじんぎり 今回はにんにくチューブを使用 |
| 牛乳 | 100ml | |
| チーズ | 大さじ2〜3(約20〜30g) | 今回はピザ用チーズを使用 |
| ★卵 | 1個 | 全卵 |
| 顆粒コンソメ | 小さじ1/2 | 今回は固形コンソメを砕いて使用 |
| 塩 | 5~10g+少々 | 茹で用(5~10g) 味付け(少々) |
| ★黒胡椒 | お好みで |
★はボウルで混ぜ合わせる
「生クリーム不使用のカルボナーラ風パスタ」の作り方
1. 準備
- パスタを茹でる
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えてパスタを茹で始めます。表記時間より1分短く茹でて、少し硬めのアルデンテにしておきます。 - 卵液の準備
ボウルに★卵(全卵)を割り入れ、★黒胡椒を加えてよく混ぜておきます。
ここでは顆粒コンソメは入れないでください。
2. 具材と濃厚ソース作り(チーズを溶かす!)
- 具材を炒める
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけます。香りが立ったらベーコンを加え、焼き色がつくまで中火で炒めます。 - チーズと牛乳を加える
ベーコンがカリッとしたら、牛乳、ピザ用チーズ、顆粒コンソメを一度に加えます。 - 弱火で加熱
弱火にかけ、チーズをヘラなどで混ぜながら完全に溶かします。フツフツと温まっても、沸騰はさせないように注意してください。 - 火を止める
チーズが溶けてソースがなめらかになったら、すぐに火を止めます。
3. 仕上げ(卵を固まらせない!)
- パスタと和える
茹で上がったパスタをフライパンに加え、ソースと手早く絡めます。 - 卵液を加える
火を止めたまま、1-2.のボウルで準備した卵液(材料の★を混ぜたもの)を一気に加え、素早く混ぜ合わせます。この時、フライパンの余熱で卵がとろみをつけ、なめらかなソースになります。 - とろみ調整
混ぜている間にソースのとろみが足りないと感じたら、ごく弱火で5秒ほど加熱しては混ぜる、を繰り返して調整します。焦げ付きやダマにならないように注意深く行ってください。 - 味を調える
塩(ベーコンやコンソメの塩気があるので少量)とこしょうで味を調整し、器に盛り付けます。
レシピを読み飛ばす人のための間違えやすいポイントまとめ
レシピを見返してみるといろいろと間違えて作っていたことがわかりました。
それでもおいしかったからよかったものの、次も間違えそうな気がしています。
そこで私のようにレシピを読み飛ばしてしまう人のために間違いやすいポイントをまとめます。
パスタを茹でるときの塩は小さじ1(1人前)
「水に対し塩分濃度が1%になると良い」という知識があったものの、そのときは頭が回らず水2リットル(パスタ2人前)に対し、塩ボックスに入れている珪藻土スプーン(百均)山盛り3杯分を入れました。
おそらく、小さじ3杯弱ほどでしょうか。
調べてみると
- 1リットル(1,000cc)に対し、塩は10g(=小さじ1~2弱)
- 1リットル(1,000cc)に対し、塩は5g(=小さじ1)
というような意見が多いようです。
今回は2人前の量(2リットル)に対し、小さじ3杯弱なので、あながち間違いではありませんでした。
しかし、茹で上がったパスタを試食したところ、かなりしょっぱかったです。
そのため、1人前小さじ1にし、足りない塩分はソースの方で味調整をしていくとうまくいきそうです。
「塩・こしょう」の「こしょう」は黒胡椒
AIの最初の出力結果では「塩・こしょう」で書かれていました。
塩・こしょう:少々 ※こしょうは黒胡椒がおすすめ
ソースの準備: ボウルに**たまご(全卵)**を割り入れ、**チーズ、コンソメ、こしょう(たっぷり)**を加えてよく混ぜておきます。
卵液に混ぜる際は味付けのためと思い、黒胡椒ではなく白胡椒を入れていました。
しかも、すでに塩と白胡椒が混ざっている「塩コショウ」を使用しています。
これが塩っぱくなった原因と思われます。
上記のレシピでは黒胡椒と書き直してありますが、間違いないように気をつけましょう。
「ピザ用チーズ」と「顆粒コンソメ」と「にんにく」は卵液に混ぜない
これもAIの最初の出力結果ではチーズを卵液に入れると書かれていました。
ソースの準備: ボウルに**たまご(全卵)**を割り入れ、**チーズ、コンソメ、こしょう(たっぷり)**を加えてよく混ぜておきます。
AIの想定では粉チーズを使用するためでしょう。
チーズ:大さじ2 ※粉チーズ推奨(スライスチーズやピザ用チーズでもOK)
ピザ用チーズを使用する場合は卵液に混ぜるのではなく、牛乳と同時にあたためて溶かします。
「顆粒コンソメ」と「にんにく」に関しては私の完全なる読み間違いでした…
私のように卵液に入れても食べれなくはないですが、料理が得意でない人ほどレシピに従うことが定石です。
ピザ用チーズは牛乳と一緒にあたためよう
先述通り、ピザ用チーズは牛乳と一緒にあたためて溶かします。
理由は粉チーズに比べ粒が大きいためパスタの余熱だけではきれいに溶けきらずソースがダマや粒々になりやすいからとのことです。
私の場合は最終的に溶けましたが、これもレシピ通りにやっていればもう少しとろみが出たのかなと思います。
手元にある材料からAIへレシピを聞く方法
AIがここまで発展していないころはGoogle検索で「カルボナーラ レシピ」「カルボナーラ レシピ 簡単」というように検索して、自分でつくれそうなレシピを探していました。
今や、手元にある材料を伝えるだけで、良さそうなレシピをAIが提案してくれます。
今回はGoogle Geminiを使用して手元にある材料でカルボナーラがつくれるか聞いてみました。
今ある材料でカルボナーラは作れる?
牛乳
チーズ
たまご
パスタ
AIの回答はこの通り↓


次に起こすべき(起こしてほしい)アクションを聞いてくれるところも嬉しいですね。
あると良い材料が提示されたので、こちらからも追加情報を伝えました。
ベーコン、コンソメ、塩コショウ、ニンニクもあります。レシピを教えて
この後はもうみなさんが見ていただいたレシピと同等の内容が出力されます。
指示(プロンプト)を追加して自分に合うレシピをつくる
ブログを書く上で、チーズをピザ用チーズに変えてもらったり、私がひっかかった塩・こしょうを黒胡椒に書き換えてもらったりしました。
このように、最初から完璧を求めず、指示(プロンプト)を追加することで、自分の状況に合うレシピが作成できます。
今回はレシピでしたが、AI活用の基本的な考え方だと思います。


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